$0$ を加法単位元とすると
$0+0=0$,$0+1=1$,$1+0=1$
$0\neq 1$ より $1$ が乗法単位元となるので
$0\cdot 1=0$,$1\cdot 0=0$,$1\cdot1=1$
$0+1\neq 0$ だから $0$ は $1$ の加法単位元ではあり得ず
$1+1=0$
でなければならない.最後に分配法則により
$0\cdot0=0\cdot(1+1)=0\cdot1+0\cdot1=0+0=0$
これですべての演算が決まった.
これらの演算について結合法則・交換法則・分配法則が成り立つことを確かめるのは容易である.